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2023

Sustainability Report 2022 (for FY2021)

Sustainability Report 2022 (for FY2021)

基本的な考え方

当社は、従業員のみならず、コントラクターやプロジェクトパートナー、地域社会の方々など、関係する全ての人々の健康と安全を確保し、また、環境保全に努めることを基本方針とし、これを「環境安全方針」として定めています。その実行を確かなものにするために、本社に、HSEシステムグループ、安全衛生グループ、プロセスセーフティグループ、セキュリティ・危機管理グループ及び環境グループの5グループ体制からなるHSEユニットを設置し、HSEマネジメントシステムを運用したHSE管理を推進しています。

当社では、HSE管理の更なる向上を図るため、INPEX Vision @2022に基づき、以下の点に重点を置いて取り組んでいます。

  • マネジメント自らによるHSEリーダーシップの発揮
  • HSE管理を通じた低炭素化事業への貢献
  • リスク管理の徹底
  • 事故を未然に防ぐ取組みの強化
  • 施設などプロセスからの漏えい防止
  • 新たな脅威1への備え
  • 地球環境課題への取組みと環境価値の創造
  • 感染症対策の強化

1地政学的リスク・サイバーテロ・甚大な自然災害など

担当役員のメッセージ

池田 隆彦 取締役 副社長執行役員 HSE担当

当社が経営理念として掲げる「持続可能なエネルギー開発」の実現には、社会の一員として高い倫理観に基づいて行動し、安全確保と環境保全を最優先とする文化の醸成が必要です。安定的にエネルギーを供給するため、資源を求めて地球規模で事業を展開することから、国際社会の規範や基準を遵守し、世界において広く受容される企業文化を育むことを目指しています。

そのため、国際標準でのHSEマネジメントシステム(以下、HSEMS)に即した活動とすべく、グループ全体の環境安全方針を定めています。この環境安全方針の宣言を確実に実行するため、HSEへの取組みを包括したHSEMS規則を策定し、当社の事業活動におけるリスク管理や継続的改善に取り組んでいます。

また、当社は2022年2月に、INPEX Vision @2022と題する長期戦略と中期経営計画を発表いたしました。これに基づき、我が国の需要に応えつつ、ネットゼロカーボン社会の実現を見据えた社内の基盤整備に向けた取組みに、HSEの点でも貢献していきます。経営層自らHSEリーダーシップを発揮することで、重大な事故ゼロを目指して、HSE管理に取り組みます。具体的には、リスク管理を徹底し、リスクの高い作業を安全に行うためのライフセービングルールの遵守状況をモニタリングするなど、ルールの徹底を図るとともに、施設などプロセスからの漏えい防止のためのプロセスセーフティ管理の強化を推進していきます。また、引き続き感染症対策の強化を進め、新たな脅威への備えを実施し、地球環境課題への取組み及び環境価値の創造にも取り組んでいきます。

ネットゼロ5分野の事業においても、石油・天然ガス事業にて蓄えたプロセスセーフティ管理の知見を生かし、設備の健全性などに対し的確な管理を行っていきます。さらにHSE技術支援(HSE文書整備、HSE教育、HSE監査、レビューなど)を石油・天然ガス事業に限らず、ネットゼロ5分野の事業にも展開していきます。

これからも当社のHSEの取組みを継続して推進することで、多様でクリーンなエネルギーを安定供給できるよう、社会に貢献していきます。

オペレーター事業における死亡事故、重大漏えい、重篤負傷